留学の記憶(忘れる前に)

留学中の出来事。あんなことやこんなこと。

バーニーサンダース

バーニーサンダース自伝を読んでる。

選挙活動の経緯より、サンダースの主張が書かれてて勉強になる。

一つのバーニーの持論は「働く人は、貧困であるべきではない」というものだ。

例えば、ワーキングプア問題。(働いている貧困層

 

バーニー曰く、働いているのに生活保護を受けざるを得ない低賃金労働者(ワーキングプア)に対する税金投入(生活保護社会福祉など)は、低賃金労働させる企業への補助金である。納税者が企業へ補助金を出しているのと同じであると指摘する。

 

アメリカで一番のお金持ち家族は、大手スーパー「Walmart」のオーナー家、Walton Familyだ。

総資産は約1500億円。1家族の総資産である。

 

Walton Familyは1家族で「下位アメリカ人42%の総資産」以上の資産を所有している。

1家族の資産が、約1億3000万人の総資産を超えている。

The・金持ちファミリーである。

 

バーニーは、Walton Familyはアメリカで一番の富豪家族であると同時に、アメリカで一番の「社会福祉享受者」である、と指摘する。なぜか。

 

多くのWalmartの従業員は低賃金労働を強いられ、社会保障生活保護)を受けている。

働いているのに、アメリカ1裕福な家族が所有するスーパーで働いているのに、生活保護を受けないと生活できない。

Walmart従業員たちが1年間で受ける社会保障費を合計すると、約62億円。

 

つまり、Walmartは年間62億円、自分の従業員の生活資金を、政府から受け取っていると同じであると。

本来この62億円は、Walmertが賃金という形で、従業員へ払うべき給料であると、バーニーは指摘する。

従業員への支払いは最低賃金に抑え、「え、最低賃金じゃ生活できない?じゃあ、生活保護受けてちょ。会社はちゃんと給料払ってるからね!」と、総資産1500億家族が言うのである。

 

これも「自由」のひとつの形なのか。と僕は思うわけです。

バーニーの本を読んで、初めて具体的に知りました。ありがとうございます。

 

民主社会主義者を掲げるバーニーサンダースは「不公平」に厳しい。

だから、不公平を感じている若者たちはマイノリティ、貧困層に支持された。

 

いやーーー、75歳のおっさん、頭も切れるし、なにより「熱い」。

勉強になりますわ。

 

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